仔犬のしつけクレート編

茨木市で家庭犬のしつけを専門に活動しています、AB DOG和田恵です。
愛犬と一緒に車で出掛ける時には、クレートを使っておられる飼い主さんもいらっしゃるかと思います(パピー教室に来て下さる飼い主さんはクレートを使っておられる方は多いですね)
クレートの使い方は、移動だけじゃなく、おうちの中でもクレートを上手に使えば愛犬の落ち着ける場所にもなります。いざという時、災害時の時も使えるように、普段からクレートを使うようにしてみてはいかがですか?
まず、はじめに、サークルとクレートの使い分けについて
サークルは、愛犬のお部屋のイメージ。長時間お留守番をさせる時には、トイレと愛犬のベットなどを設置し安全にお留守番ができるようにしてあげます。
クレートは、愛犬の寝室、寝る場所のイメージ。
愛犬を落ち着かせたい時(雷が鳴っている時、来客がある時、夜寝る時など)に使います。
来客がある時に愛犬が落ち着かなくなってしまう場合には、クレートに入れてあげ違う場所で待たせたり、雷が鳴って怖がっている場合にはサークルよりクレートに入れてあげる方がそれ以上パニックになりにくいですので落ち着かせやすくなります。
クレートに慣らす為に
1番はじめは、散歩後、運動や発散ができたら、クレートに入れてあげます。(扉も閉めて下さいね)クレートは、部屋の隅に置いて下さい。
クレートに入っている時間は、10分から15分くらい。クレートの中で寝てくれていたら、寝ている間はそのままクレートの中で大丈夫です。10分から15分くらい経ちましたらクレートから出し、トイレに出してあげてくださいね。サークルをお使いでサークルにトイレを設置されている場合には、クレートからサークルへ入れてあげてください。
愛犬がクレートに慣れてきてくれたら、飼い主さんがキッチンでご飯の準備をされている時やお風呂に入る時、パソコンで仕事をされている時など、何か用事をされる時には、愛犬をクレートに入れるというルールを作ってください。
ポイントは、1日何度もこまめにクレートに入れてあげたり、出してあげることです。クレートに入っている時間は短くて大丈夫です。慣れてきてくれたら(クレートの中で寝るようになってきたら)クレートに入っている時間を少しずつ長くしていきます。クレートに入れたり、出したりこまめにする事で少しずつ慣れていってくれ、クレートの中で寝てくれるようになります。
家の中でもクレートを使う事でクレートの中が愛犬にとって安心して落ち着ける場所になりますので、旅行の時にもクレートを持っていけばいつもの慣れた場所になり、落ち着いて休ませてあげることができます。
サークルとクレートの使い分けをしながら愛犬との生活が楽しめますように。